食事に集中できないクラーム。私がスプーンで納豆ご飯をすくって「はい、あーん」としても、カーテンにくるまって楽しそうに遊んでる。ふいにクラームの手がお茶碗に当たり、床におちる納豆ご飯。超不機嫌に私がクラームを見つめると、じっと見つめ返してきて、カーテンから出てきて恐る恐るというふうに、床に落ちたスプーンで納豆ご飯をすくって自分で一口食べて、また私を見た。

それまで全く食べる気ゼロだったのが、相手(私)の感情、または相手が望む行動を想像して、この場は食べた方が良いと判断した様子なのを初めて見て、興味深かった。(1y9m)