イタリアでクラームは、馴染みのある食べ物のイチゴ・バナナ・ヨーグルトばかり食べて生きてた。パンも気まぐれに食べたかな。具があると吐き出す子なので、プレーンなパンを選んで食べてもらった。
不思議だったのが、日本では大好きだった野菜ジュレを、行きの飛行機の中から拒絶し始め、イタリアでは1本も飲まず(荷物になるのが困るので私が代わりに飲み干した)、これはもう卒業かな〜と思っていたら、帰国後1週間でまた飲み始めた。いったいなぜなんだろう・・・。
結局、スパゲッティやパスタを食べてくれず、何かのために、と用意しておいた「すき焼きの離乳食」を出すと、半分くらい食べてくれた。
そんな量でよく生きていけるな・・・と心配だったけど、お腹が空いて泣くことは一度もなかった。バナナを1日に1−2本食べてたからかな。お水もよく飲んでいたな。
体調は日本にいるときより良好だった。夜は冷え込む日もあったけれど、鼻水は一度も出なかった。(帰国して保育園に行くと、すぐに鼻水を出してた)
ホスト宅での最後の夕食時、お兄ちゃんが鶏肉を食べる様子を見せてくれて、おだてておだてて、やっと一欠片、鶏肉を食べてくれたときは、感動したなあ。