駅前の大きな階段を登る時、「いち、にい、さん、、」と数を数え始めたクラーム。

保育園で、ブランコの順番待ちで数字を数えているらしいことは連絡帳で知っていた。

「じゅう」までいった時、すかさず、私は「いー、あー、」と言うと、「さん、すー、」と続けて言ってくれるクラーム。

やった!と思って調子にのった私は、中国語が終わったあとは「わん、とぅー、」英語、その次は「うの、どぅえ、、」とイタリア語、その次は「ぬん、そーん、」とタイ語を続けた。全部、クラームは私に合わせて1から10を一緒に歌ってくれた。

(階段50段以上あったのか!!)

日本語以外の数字は、毎朝、体温計を使う時に、私がブツブツと歌っていたことばたち。

普段、あまり真似してくれないクラームだったけど、ちゃんと耳に残っていたんだな、と初めて確認できた、嬉しい日曜日の昼下がりでした。