3y2m過ぎて、文字に興味を持つようになってきたクラーム。

あいうえお表を見ると、でたらめに指差しながら、「あ、い、う、え、お!」と言うようになった。

※ちなみに「う」の発音が曖昧で、「あ、い、え、え、お」と大人には聞こえる。


でも5文字を一度に覚えるわけではないらしい。

最初に覚えたのは「お」。街中の看板や、絵本などから、すぐ見つけて教えてくれる。一番最初の「あ」ではなく「お」なのがなんだか不思議。

「い」はなかなか見つけられないみたい。同じ絵本のタイトルに「お」と「い」の両方があっても、「お」は教えてくれるけど、「い」は教えてくれたことがない。

2つの短い線で構成された「い」は、文字として認識しにくいのかもしれないと私は考えた。私もペルシャ文字やアラビア文字を眺めた時、「この小さい点は文字なのかコピーのゴミなのか?」と自信が持てない感覚がある。文字の線の密度が多少濃い方が(「い」より「お」の方が)文字として独立して識別しやすい気がする。

余談だけれど私の旧姓「いしい」を見た外国の人が「それがあなたの名前なの?amazing!」と驚いていたなあ。確かに5本の線でしかない。


クラームの話で、更に面白かったのが、昨夜、ひらがなのおもちゃで遊びながら「む」のピースを「お」と読んでいてびっくり!!

「む」が「お」に見えるのー?? あ、ほんとだ、十字があって、くるんとなって尻尾が伸びて、右上にちょんがある!!!「む」と「お」って形の構成がおんなじじゃん!!

面白いなー、そういうところを見て文字を識別してたのか!?