3歳4ヶ月になり、お古のコンパクトデジカメをクラームに与えた。写真を撮る技術を磨いてほしいと思って。何が見えていて、見えたものを人に伝えるために、どんな写真だと人に伝わるか、を考える経験を積み重ねてほしいと思って。
デジカメを手にしたクラームはすぐに使い方を覚えてくれた。電源ボタン。撮影ボタン。撮影とビューを切り替えるボタン。あと、使うときは必ずストラップを首にかけること。(落下防止)
使い方習得のスピードに驚かされたし、頼もしく感じた。デジタル世代、これくらいお手の物、という感じ。
デジカメとの相性も良かった。クラームの小さな手でも、なんとかシャッターボタンが押せるサイズ。さらに、ブレが全くない写真が撮れている。
何枚か撮ったあと、データを確認してみる。クラームの視界を垣間見るよう。こんなに視点が低いんだなあ、と改めて驚いてしまう。
この日は電池が切れるまで撮影していた。最後の方は、いつの間にか自撮りも覚えてたくさん撮っていた。他のおもちゃより長く遊んでくれている。気に入ってくれたみたいだ。これから彼が撮る写真を見るのが楽しみ。